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茨城県指定無形民俗文化財

『小栗内外(ないげ)大神宮の太々神楽』
~御厨(みくりや)の里の岩戸神楽~

茨城県筑西市小栗。この地は、小貝川流域に広がる肥沃な穀倉地帯の一角にあり、古代より伊勢神宮の御厨(みくりや)として栄えてきました。

小栗の太々神楽は、江戸時代中頃の寛延(かんえん)四年に山城国、現在の京都から伝えられたのが始まりです。
そして江戸時代の終わり頃、演目に大きな変革が図られ、現在伝承されている「十二神楽三十六座」の原形が成立したのです。

小栗の太々神楽は、伊勢神宮の御厨の里に生まれた神楽として、近隣の村々への神楽波及に大きな役割を果たしてきました。
まさに北関東を代表する神楽の一つと言えるでしょう。

  • 発注筑西市教育委員会
  • 時間50分
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